お知らせ

院長のちょっと一言

要らなくなったパソコンは  2014/11/29

気がつけばもう師走。1年は早いものですね。年賀状の準備やイベントなど目白押しで、なにかと忙しい時期です。おまけに大掃除もしなければいけないのですから大変です。わたくしは勤務時間が長く休みも少ないため、12月に入ったら早めに少しずつやるようにしています。

古くなったパソコンはリサイクルに ところで使わなくなったパソコン(以下PC)の廃棄で困ることはありませんか。最近のPCは進歩が早いので、新品のマシンもあっと言う間に旧型になってしまいます。また、今年はWindows XPのサポート終了で、使えなくなったものも多いことと思います。

PCは他の家電と違って、新品を購入した際に販売業者が引き取ってくれることは少ないです。したがって、廃棄する際には,自分自身が行動を起こさなければいけません。その手間が面倒で、使わないPCがいつまでも家にある方も多いのではないでしょうか。これでは場所もとりますし、資源活用の面でもマイナスですね。今年の大掃除にはしっかり処分してリサイクルに回しましょう。実は製造したメーカーにPCの回収を依頼するだけで、簡単に廃棄処分できるんです。

と言われても、メーカーの窓口を調べて連絡するなんて、ちょっと面倒ですよね。でもご安心ください。各メーカの依頼窓口は、一般社団法人パソコン3R推進協会にあるんです。このホームページに各PCメーカー回収窓口のリンクがあるので、そちらからアクセスできます。

ウオーターサーバーを設置しました メーカーに申し込むと、エコゆうパックの伝票が届きます。それをPCに添付して郵便局に回収してもらいます。郵便局に依頼すれば、自宅まで引き取りに来てくれます。回収対象はPC本体(ノート、デスクトップ)、ディスプレイに加え、マウス、キーボード、スピーカー、ケーブルなどのメーカー標準の付属品もOKです。ただし、マニュアル、CD、DVDなどは対象外です。具体的な手順や料金などは、リンク先の各メーカーのホームページに記載されていますのでご安心ください。

さて、この度こうだ歯科医院では、待合室にウオーターサーバーを設置いたしました。冬は空気が乾燥しますし、室内では意外と汗もかきます。のどの渇きを感じたら、是非ご利用ください。美味しいお水で、診療前の緊張をほぐしたり、診療後に一息いれていただけたら幸いです。こうだ歯科医院でお口の大掃除をして、師走を乗りきりましょう。

腸が元気なら人生が楽しくなる  2014/10/31

今月は健康に関する本のご紹介をいたします。東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生が書いた「人の命は腸が9割」という本です。

腸内研究の第一人者である著者は「人の生命力、その9割を腸がつくっている」と断言します。つまり、腸が元気ならば、人ははつらつと生き、健康寿命を伸ばし、高齢になっても思う存分自分の人生を楽しむ生命力を築けるのです。しかし反面、腸の育成を怠れば万病が引き寄せられます。実は腸が原因で生じる病気は、がんや動脈硬化などの生活習慣病やアレルギー性疾患、クローン病などの自己免疫疾患、うつ病などの心の病など幅広いのです。

これらの病気の発症には、腸内細菌が深くかかわっているそうです。腸内細菌は「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」に大別されます。そしてその大部分は「日和見菌」が占めています。「日和見菌」には、有利なほうに味方しようと形勢をうかがう性質があります。つまり、「悪」にも「善」にもなるのです。ですから、最大勢力である「日和見菌」に「善玉菌」の味方をさせるような食事や生活をすれば、健康な心身をつくれるのです。そのためには、少数派の「善玉菌」をサポートする食生活が必須です。なんだか難しそうですが、実は簡単なんですよ。

キャベツで腸内バランスを整える 具体的には、脂質や糖質が多い食品を控え、「善玉菌」の大好物である食物繊維をたくさん摂って、腸内バランスを整えます。著者は特に、食前にキャベツを食べることをすすめています。また、「善玉菌」の代表である乳酸菌を含む食品を食べて、腸に取り込むようにします。乳酸菌はヨーグルト、味噌、醤油、納豆、ぬか漬けなどに多く含まれますが、日本人には日本の食品が最適だそうです。これならなんとかできそうですね。

本書には他にも、腸を元気にして健康を保つ方法が分かりやすく説明されています。なかには、断食はしない、落ちたものは食べる、ウォシュレットは使わない、風邪をひいたら喜ぶ、などちょっと変わった健康法も紹介されています。堅苦しい医学書ではなく、一般向けに易しく書かれていますので、ご一読になることをお勧めいたします。

ところで、お口は腸につながる消化管の入り口です。お口が健康でないと、腸を元気にすることは難しそうですね。歯や歯茎のお痛みなど、困ったことがありましたら、是非こうだ歯科医院にご連絡ください。腸の健康はお口の健康から。健診やクリーニングもお気軽にどうぞ。

アーモンドのおいしい話  2014/10/02

雲が高く秋らしい空になりましたね。この時期は食欲も増して、つい食べ過ぎてしまいがちです。また、空気が乾燥してきて、お肌の調子が気になる方も多いのでは。今回はそんなお悩みに応えてくれる食べ物をご紹介いたします。それはアーモンドです。

アーモンドは血糖値の変動を緩やかにします。また、食物繊維、タンパク質、ビタミンEが豊富に含まれており、脂肪を燃焼を助けてくれます。そして毎日食べることによって食欲が抑えられます。このようなことからダイエット効果があります。

また、ビタミンEには水分不足に陥ったお肌に作用して潤いと弾力を取り戻してくれます。さらに、アーモンドに含まれるケルセチンというフラボノイドが、紫外線からお肌を守ってくれます。これらのビタミンEやフラボノイドが老化を防止してくれるのです。

不眠症の方にも朗報です。アーモンドには筋弛緩を促進するマグネシウムが含まれています。眠っている間の血糖値を安定させる働きもあります。寝る2時間前に食べると、早く質の良い眠りにつけるそうです。

さらに、病気を予防したり、子供の成長に良い役割を果たすことも分かっています。アメリカやスペインなどで調査したところ、糖尿病、心臓病、脳卒中を予防し、子供の骨の形成にも良いという研究結果が発表されているのです。

いいことずくめのアーモンド、いったいどれだけ食べれば良いのでしょうか。ばらつきはありますが、1日20粒程度という報告が多いようです。そんなにいっぺんに食べられない場合は、10粒程度から始めたり、何回かに分けて食べるのが良いでしょう。また、クルミ、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ピスタチオ、松の実など、他のナッツ類を混ぜても効果的だそうです。

さて、身体に良いナッツを食べたら、歯磨きも忘れないでくださいね。歯の間に挟まりやすいので、フロスや歯間ブラシも活用しましょう。

アイス・バケツ・チャレンジをどう思いますか?  2014/08/29

この夏、国内外の有名人が次々と、バケツに入った氷水を頭からかぶるのを、みなさんもご覧になったことでしょう。Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ、ブラジルのサッカー選手のネイマール。国内ではソフトバンク社長の孫正義、楽天社長の三木谷浩史、サッカー選手の香川真司、京大教授でノーベル賞学者の山中信弥、などなど。

ご存知の方も多いと思いますが、この人達は「アイス・バケツ・チャレンジ」に参加しているのです。ALSとは筋萎縮性側索硬化症という難病です。このチャレンジに参加した人は、氷水をかぶるか、100ドルをALS研究支援に寄付するか、両方するかを選びます。そして、次の3人を指名できる、とうルールです。

アメリカから始まったこの運動は、ネットのおかげで瞬く間に世界中に広まりました。その甲斐あってか、米ALS協会には約1ヶ月で7020万ドル(約73億円)と前年同期の30倍近くの寄付が集まりました。また、日本ALS協会にも1週間で1年分に相当する1000万円以上が集まったそうです。

しかし、難病支援という善意の行動であるにもかかわらず、「有名人の売名行為だ」、「面白半分なのはけしからん」、「難病はALSだけじゃない」などの批判の声も聞こえます。また、有名人が氷水をかぶるというイベントはすぐに飽きられ、忘れられてしまうでしょう。

わたくしも、アイス・バケツ・チャレンジは一過性のお祭り騒ぎのような印象を受けました。しかし一方では、ALSという難病や、他の(130疾患もの)難病に対する認知のきっかけになったとも思います。健康な人は、そのありがたみを忘れがちです。一時的にせよこのイベントは、感謝や思いやりの気持ちを思い起こさせてくれたに違いありません。人間の興味は移ろうものですが、時にはこのようなイベントを通してかけがえのない生命について考えることも大切ではないでしょうか。

エコでクリーンな虫除け  2014/08/01

青くまぶしい空に、真っ白な雲が映える夏がやってきました。海が大好きなわたくしは、この季節も大好きです。しかし、ちょっとだけ心配なことがあります。この時期は、苦手な蚊やゴキブリなどの虫が出没します。でも子供やペットがいたりすると、殺虫剤を使うのもためらわれますよね。みなさんも虫除けに頭を悩ませてませんか?

今日はそんな悩みを解決する、ハッカ油を使ったエコでクリーンな方法をご紹介いたします。ハッカ油は薬局で500円程度で売っています。これを脱脂綿やガーゼに数滴垂らして、虫が出そうなところに置くだけです。蚊、蜂、ゴキブリなどに有効だそうです。ハッカ油は人体に付いても問題が無いので、安心ですね。

さらにハッカ油スプレーを作っておくと便利です。用意するのはハッカ油、無水エタノール、精製水です。いずれも薬局で簡単に手に入ります。無水エタノール10mlにハッカ油20滴を混ぜ、精製水90mlを加えてよく振って混ぜるだけです。100円ショップでスプレー付きのプラスチック容器を買って、ハッカ油を入れれば完成です。これを台所やゴミ袋など、虫が出そうな場所に直接吹きかけたり、雑巾に付けて拭き掃除をします。また、耳元で蚊が飛ぶ音がして、気になって眠れないときなどは、枕やパジャマに一吹きすると効果てきめんです。是非お試しください。

お部屋がハッカの爽やかな香りに包まれたら、お口もメンテナンスして口臭やむし歯知らずで快適に過ごしましょう。こうだ歯科医院のご予約はホームページから簡単にできます。24時間受け付けておりますので、思い立ったその時すぐに取れて便利ですよ。スタッフ一同ご来院をお待ちしております。

あいうべ体操で病気を治す  2014/06/30

5月末に今井一彰という医師の講演を聞きました。リウマチやアトピーなどの原因が口呼吸であるとして、ある指導方法で鼻呼吸にするとこれらの病気が治ってしまうというお話しでした。その指導方法とは「あいうべ」という口の体操です。講演には一般の方がたくさんいらして、熱心に今井先生のお話を聞いていました。

今井先生は、なるべく薬を使わず、苦痛を伴わない方法で病気を治したいと思い、大病院を辞めて開業されました。そして試行錯誤の末に、「自律神経免疫療法」理論に基づく「あいうべ」という口の体操を考案しました。「あいうべ」で効果が期待できる疾患には、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、化学物質過敏症などのアレルギー疾患、炎症性腸疾患、高血圧症、うつ病などがあります。しかも「あいうべ」を続けていると口角がキュッと上がって若々しくなり、美肌や小顔など美容面でも効果が得られるそうです。

「あいうべ」の基本的なやり方は、「あー」「いー」「うー」「べー」と声を出しながら口を大きく動かすだけです。最後の「べー」で舌を思いっきり出すのがポイントです。

なぜ口の体操でそのような効果が得られるのでしょうか。今井先生は前述の病気は「口呼吸による免疫力の低下」が原因でおこると考えています。そして、「あいうべ」によって口呼吸を矯正し、鼻呼吸を習慣にすることで高い健康効果が得られるとおっしゃっています。

さて実はこのお話、お口の健康にも関係しています。つまり、口呼吸がお口の病気の原因にもなっているのです。口呼吸により口腔内が慢性的に乾燥していると、唾液による殺菌や洗浄効果が発揮されず、細菌が繁殖し、むし歯や歯周病が起こりやすくなります。また口臭も強くなります。筋肉の力が衰えるので歯並びは悪くなります。

「あいうべ」によってこれらを予防することができるのです。是非、皆さんも「あいうべ」を実践して、お口の健康を保ってください。ただし、すでにできてしまったむし歯や歯周病が治るわけではありませんので、まずはこうだ歯科医院で健診いたしましょう。

洗濯の生乾きの嫌な臭いが、簡単に取れる方法  2014/06/02

今年も梅雨の季節がやってまいりました。雨が続くと洗濯物がよく乾かず、時に臭くなってしまいます。一度臭くなってしまうと、洗っても洗っても匂いが取れなくて困りものです。それがお気に入りのTシャツだったりすると、本当にがっかりしますよね。そんな場合、皆さんはどうされてますか。実は簡単に匂いが取れる方法があるのです。

臭くなってしまった衣類を、鍋か耐熱性のバケツやタライに入れます。ヤカンで沸騰させたお湯を、そこに回しかけます。衣類がひたひたになる程度で充分です。Tシャツ4~5枚であれば、ヤカン一杯で充分です。5分ほど放置したら、後はお湯ごと洗濯機に放り込んで、他の衣類と普通に洗います。洗剤や柔軟剤はなんでも良いです。ただこれだけで、匂いが取れるんです。綿や麻の植物性繊維であれば、この方法が使えます。化繊、シルク、ウールなどの動物性繊維は変質して硬くなったりシワができますのでお勧めしません。

実はこの方法、読売新聞のある記事をヒントにしました。「赤星流エゴロジストな暮らし」という人気コラムです。著者の赤星たみこさんはマンガ家ですが、趣味で始めたエコロジーが高じて、環境関連の本を書き、今では環境問題を考える講演会でひっぱりだこだそうです。前述の匂いを取る方法は、赤星さんが提唱する「煮洗い」をわたくしなりに簡便化したものです。そしてこのコラム、読売新聞を契約していなくても、ホームページでバックナンバーが読めるのです。洗濯以外にも、生活に密着したエコがいっぱい詰まっています。是非一度ご覧になってみてください。

さて、衣類がスッキリしたら、お口もスッキリしましょう。こうだ歯科医院で、定期健診とクリーニングを受けて、うっとうしい梅雨を爽やかに過ごしましょう。ご予約はホームページからだと、24時間いつでもできて便利ですよ。時間と手間を節約しちゃいましょう。

12歳の少女が環境サミットで語ったスピーチ  2014/04/28

新緑が青い空に映える良い季節になりましたね。5月と言えば、こどもの日があります。いつの時代も子供が国の宝であることに変わりはありません。そして、わたくしたち大人が責任を持って平和で美しい地球を守り、次の世代に受け渡したいものです。

さて、そんなことを考えていた矢先、ある本に出逢いました。「あなたが世界を変える日」セヴァン・カリス・スズキ著です。サブタイトルには、12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ、とあります。

1992年6月11日、国連の地球環境サミットがブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれました。居並ぶ世界各国のリーダーたちを前に、カナダ人の12歳の少女がわずか6分間だけスピーチをする機会を与えられました。

カナダのバンクーバーに住むセヴァンは、8歳のときに美しい自然が人間の手で破壊されているのを知り、ECO(エコ)というクラブを結成しました。Environmental Children’s Organization (こども環境運動)の略です。環境問題について学び、海岸掃除などの活動をしていた彼女は、地球環境について各国の政治家や首脳が集まって議論する会合が、リオで開かれることを聞きつけました。そして、この会議の結果によってもっとも大きな影響を受けるのは子供なのに、この会議には若い世代の代表が誰もいないことも知りました。

仲間と共にサミットに乗り込んだセヴァンは、ユニセフの代表の目にとまり、ついにスピーチをする機会を手にしたのです。あえてその内容はここに書きませんが、世界のリーダー達に、経済人や政治家としてではなく親としての責任を果たして欲しいと訴えました。そのスピーチは人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになりました。

内容はとても分かりやすく易しく書かれていますので、お子さんと一緒に読めます。また、英語の原文も添えられていますので、ちょっとした英語の勉強にもなります。この機会に、子供たちと環境問題について話し合ってみてはいかがでしょう。なお、この本はこうだ歯科医院の待合室でも読むことができます。ご来院の際には是非手におとりください。

花粉症の医師が選ぶ薬  2014/04/02

3月末から暖かい日が続きましたね。桜も順調に咲き始めて、気持ちの良い季節がやってまいりました。とはいえ花粉症の方には辛い季節でもあります。幸いわたくしは花粉症ではありませんが、当院のスタッフの中にもクシャミや目の痒みなどの症状で悩まされている者がいて、大変苦労しているようです。

さて、先日花粉症の医師に行ったアンケート調査の記事を見かけました。医学的知識を持った医師が、自分のためにどんな薬を選ぶのかは気になりますよね。このアンケートは「抗ヒスタミン薬」に絞って行われました。

まずは服用の有無と時期について聞いています。花粉症の医師のうち抗ヒスタミン薬を服用しているのは約75%、つまり3/4でした。また約35%の医師が、症状が出る前から抗ヒスタミン薬を服用していました。

さて次に、医師自身が実際に服用している、もしくは服用する予定の抗ヒスタミン薬を聞きました。カッコ内はは商品名です。結果は、1位・フェキソフェナジン(アレグラ)、2位・レボセチリジン(ザイザル)、3位・オロパタジン(アレロック)で、以下エピナスチン(アレジオン)、ロタラジン(クラリチン)と続きます。
眠気が少ないことを重視する医師は、フェキソフェナジン(アレグラ)、ロタラジン(クラリチン)を選択していました。また、有効性を重視する医師は、総合1位~3位までの薬剤を選択していました。

花粉症のみなさん、いかがでしたか。ご自分の治療で、主治医と相談するときにご参考になれば幸いです。

ところで、以前にもご案内いたしましたが、こうだ歯科医院では待合室にマスクとポケットティッシュをご用意しております。花粉症だけでなく、治療後などにも是非ご活用ください。無料で差し上げておりますが、数に限りがございますので、お一人様一つずつでお願い申し上げます。

人間の心に大きな影響を及ぼす日照時間  2014/03/03

2月は2度の大雪に見舞われて、多摩地区も交通が混乱するなど大変でしたね。3月前半はまだまだ寒い日が続きますが、それでも春の足音が聞こえてくるようです。わたくしはこの時期になると、日が長くなってくるのを実感してなんだか嬉しくなります。みなさんも日の出が早くなったり、日没が遅くなったりするのを感じていらっしゃることでしょう。

実は日照時間は人間の心に大きな影響を及ぼしています。体内時計をつかさどるメラトニンが、日照時間が短くなることで分泌のタイミングが遅れたり、過剰になったりします。そのため体内時計が狂ってしまうことがあります。また、光の刺激が減ると脳の神経伝達物質であるセロトニンが減り、脳の活動が低下するとも言われています。
ですからわたくしは、冬にはランチの後に軽いウオーキングをします。難しく考えないで散歩をすればいいのです。ちょっと近くのコンビニまでとか、公園をぐるっと、といった感じです。陽の光を感じながらゆっくり歩くと気分転換になりますし、夜もよく眠れます。曇っていても効果はありますから、みなさんも暖かい格好をして是非やってみてください。

さて、そうやって春を待ち遠しく思うこの時期に、わたくしがよく見るホームページがあります。三鷹市にある国立天文台の「日の出・日の入り情報」です。タイトル通り、当日の日の出・日の入りなどの時刻が分かるだけでなく、ボタンを押すと前後の日にちを調べることもできます。だんだん日が長くなっていくのを数字で確認すると、楽しい気分になります。
また、このページでは主要な都市の星空の様子や日食・月食の予報なども知ることができます。もちろん国立天文台のトップページでは天文学に関する最新情報を公開しています。遥か彼方の星に思いを馳せて、たまには日常を忘れるのもいいですね。

日の出・日の入り情報 
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

国立天文台
http://www.nao.ac.jp

ちょっと脱線しましたが、みなさん春への準備をそろそろ始めませんか。4月からの新生活を健康なお口で迎えられるように、今のうちにメンテナンスいたしましょう。こうだ歯科医院では治療だけでなく、健診やクリーニングなども行っております。スタッフ一同ご予約をお待ちしております。

待合室ライブラリーより「ペコロスの母に会いに行く」  2014/02/03

寒さが厳しい季節になりました。こんな時期はホッコリと心温まる読み物などいかがでしょうか。

「ペコロスの母に会いに行く」は認知症の母親との生活を、作者の岡野雄一さんが綴った漫画です。本来ならば辛く厳しい介護の現場を、おっとりとした長崎弁をベースにコミカルに描かれています。 母のみつえさんは認知症が進むにつれ、白昼夢を見るようになります。先だった夫が迎えに来て、現実と思い出の世界を行き来するのです。古き良き昭和の風景が、ノスタルジックな気分にさせてくれます。現実に戻ったみつえさんがつぶやいた言葉に、著者が一番言いたかったことが現れています。

「なあユウイチ うちがボケたんけん 父ちゃんが現れたとなら ボケることも 悪か事ばかりじゃ なかかもしれん」

さて、ご存知の方も多いと思いますが、この作品は既に映画化されて大変好評を博しています。しかもなんと「キネマ旬報」という映画誌で、2013年公開の映画第1位に選ばれています。残念ながら多摩地区では既に公開が終わってしまったようですが、今度わたくしもDVDを観ようと思います。

いかがでしょうか。ただ今この本は、こうだ歯科医院の待合室に置いてあります。 是非一度お手にとってご覧ください。

カラーパウダーを浴びながら走る、ユニークなマラソンイベント  2014/01/07

明けましておめでとうございます。みなさん、年末年始はいかがお過ごしになられましたか。

今年の冬も関東は厳しい寒さが続いていますね。冬と言えばマラソンのシーズンでもあります。「なにもこんな寒いときに・・・」と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも実際に長距離を走ってみると、夏場は暑すぎで具合が悪くなってしまいます。走り始めは寒いですが、一度身体が温まってしまえば冬のほうがちょうど良いのです。とはいえ今まで経験が無いと、寒い中走るのはやっぱり躊躇してしまいますよね。そんな方でも「これなら面白そう!」と思っていただけるイベントを見つけました。

「The Color Run」(ザ・カラー・ラン)は、色とりどりのカラーパウダーにまみれながらランニングする、お祭りのようなイベントレースです。主なルールは「白い服を着てスタートラインに立つこと」と「色を塗られてフィニッシュすること」だけです。参加年齢は2歳から80歳まで。タイムは競わず、楽しむのが目的です。5キロのコース上で、コーンスターチを原料とした安全なカラーパウダーを浴びます。話を聞くだけでなんだか楽しくなってきませんか?

このイベントは2012年に始まり、今までアメリカやヨーロッパで行われてきた国際的な人気イベントです。今回、日本初開催の運びとなり、3月15日に東京ドイツ村、4月12日にさがみ湖プレジャー・フォレストで行われます。紹介記事を見つけましたので、是非ご覧になってみてください。
「ニューバランス」がランニングイベント「カラーラン」を開催
http://www.wwdjapan.com/life/2013/11/24/00008164.html

カラーパウダーを浴びながらハッピーな気分で走るランニングイベントが日本にくるぞー
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1311/28/news037.html

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ご予約は042-300-0390  10:00-13:00 15:00-20:00

国分寺市にあるこうだ歯科医院です。インプラントの治療に力を入れております。小平市、小金井市などからも通院便利です。お気軽にご来院ください。